「きつい営業ノルマがある仕事や人間関係の悪い職場は嫌…」
「ストレスが少ない仕事・精神的に楽な仕事に転職したい」
「ストレスフリーな仕事に就くためのポイントもあれば知りたい」
仕事をする中で、人との関わりは避けられません。
そのため、大小さまざまなストレスに悩まされることもしばしば。それでも、なるべく「ストレスのない仕事に就きたい」と考える方は多いでしょう。
そこで本記事では、男女別のストレスの少ない仕事ランキングを紹介。また男女別のストレスのない仕事の条件、ストレスのない仕事に就くためのポイントなども解説します。
転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事内の年収等の情報は2024年4月執筆時点の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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この記事の目次
ストレスの少ない仕事とは?
そもそも、ストレスの少ない仕事とはどんな仕事なのか、データを見ながら解説します。
- 仕事のストレス要因は「プレッシャー」と「対人関係」
- ストレスの少ない仕事ランキングTOP7
- 離職理由は男女で差がある部分も
仕事のストレス要因は「プレッシャー」と「対人関係」
出典元:株式会社ビズヒッツ
2020年11月、株式会社ビズヒッツが働く男女532人を対象に、「ストレスの少ない仕事に関する意識調査」を実施しました。「どんな仕事にストレスを感じる?」に対する回答は、画像の通りです。
このうち、上位5つにランクインした回答を見てみると、1位の「ノルマがある/成果を求められる」と4位の「時間や納期に追われる」は仕事内容に関するストレスでした。
一方、2位「顧客対応/接客」3位「社内の人間関係が悪い」5位「同僚との関わりが多い」については人との関わり合いの中で生まれるストレスです。
つまり仕事に関するストレスは大きくプレッシャーと人間関係に分けられると考えられます。
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ストレスの少ない仕事ランキングTOP7
出典元:株式会社ビズヒッツ
同調査では、調査対象がこれまで経験した中でストレスが少なかった仕事についても調査。すると上記画像のような結果になりました。
1位の「倉庫・工場での作業」は基本的にルーチンワークであり、ストレスランキングの1位だったノルマや納期も基本的にはありません。
また事務職も基本的にマニュアルに沿って仕事をこなせます。ノルマや納期もあまりなく、パソコンでマイペースに仕事ができるため、ストレスを抱えにくいのでしょう。この理由は4位のデータ入力にも当てはまります。
またこれらの仕事は、基本的に1人で黙々と作業できることが多く、対人関係のストレスを抱えいにくいといった点も、上位に挙がった要因であると考えられます。
一方で3位に販売職が上がっているのはなぜでしょうか。アンケート調査によると、以下のような声が挙がっていました。
- 厳しいノルマがなく、人と喋るのが好きだったため(20代 女性 アパレル販売)
- 甘いものが好きで、一日中その香りに囲まれていられるから。人間関係も良好で楽しく仕事ができた(20代 女性 ケーキの販売員)
出典元:株式会社ビズヒッツ
つまり職場の人間関係が良好で、本人自身も人と関わるのが好きであれば、接客業もストレスなく続けられる可能性があります。
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離職理由は男女で差がある部分も
出典元:マクロミル
ストレスのない仕事では、実際に離職した人の声も参考になるでしょう。そこで、マクロミルが離職した男女692名に行った離職理由に関する調査結果(2016年)を参照します。
すると、離職理由の1位から3位は男女ともに「労働時間・労働環境への不満」「待遇(給料・福利厚生)」「上司との人間関係」の順になっています。
出典元:マクロミル
ただし4位以降の回答は男女で異なっています。
男性の場合は、上位から「やりがい」「同僚・後輩・先輩との人間関係」「社風」、女性の場合は「同僚・後輩・先輩との人間関係」「やりがい」「社風」の順という結果。
つまりストレスの少ない仕事の条件は、男性と女性との間で若干差があるようです。
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男性にとってストレスのない仕事の条件とは?
本章では、男性にとってストレスのない仕事の条件を紹介。
ここまで紹介した調査結果を踏まえて、5つの条件に絞りました。
- 残業が少ない仕事
- 精神的なプレッシャーが少ない仕事
- 待遇のいい仕事
- やることが決まっている仕事(ルーチンワーク)
- 大きな責任のない仕事
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残業が少ない仕事
長時間残業・休日出勤がないと、プライベートの充実がはかれるため、ワークライフバランスを実現しやすいです。
一方で長時間残業や休日出勤などで仕事に縛られる時間が長いと、プライベートの時間を確保しにくく、ストレスが溜まる原因に。また「休みがとりやすいか」も仕事のストレスに大きく関わるでしょう。
自分のタイミングで有休が取れない仕事を続けていると、まとまった休みを確保できず、リフレッシュの機会も失ってしまいます。
精神的なプレッシャーが少ない仕事
精神的なプレッシャーとは、厳しいノルマや納期などです。
一時的に納期に追われることがあるのは、仕方ないかもしれません。
しかし毎月きついノルマが課せられたり、またそれに対して上司から厳しい叱責を受けたり、といった精神的なプレッシャーは、大きなストレスとしてのしかかります。
待遇のいい仕事
多少厳しいノルマが課せられたとしても、ノルマ達成によるインセンティブが発生する仕事はモチベーションを保ちやすいでしょう。
労働に見合った対価が収入として得られる仕事は、やりがいが得られやすいです。
一方で、どんなに頑張っても給料が少ししか上がらない仕事や、性別・年齢によって得られる収入が限られている仕事は、モチベーションを保ちにくいでしょう。
むしろ「こんなに頑張っているのに」というストレスを抱えてしまいます。
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やることが決まっている仕事(ルーチンワーク)
やることが決まっている仕事は、あまり頭を使わずに淡々と作業を進められます。
また仕事内容がマニュアル化されているため、人にいちいち質問しなくても作業でき、人との関わり合いを最小限にできるメリットもあるでしょう。
もともと自分で計画を立てたり、人に相談や質問をしたりするのが苦手な人にとって、ルーチンワークはストレスが少ない仕事と言えるでしょう。
大きな責任のない仕事
責任の大きい仕事を任せられることは、人によってモチベーションになることもあれば、大きなプレッシャーになってしまうこともあります。
リーダーシップを取るのが苦手だったり、どちらかというと誰かのサポートに回ることを好んだりするタイプの人は、大きな責任を伴う仕事にストレスを感じる傾向があるでしょう。
「もっと自由に仕事がしたい」というストレスを抱える原因にもなり得ます。
【男性版】ストレスのない仕事ランキング
これまでの条件やデータを踏まえ、男性版ストレスのない仕事ランキングを発表します。
- 1位:大家
- 2位:警備員
- 3位:研究職
- 4位:MR
- 5位:社内SE
- 6位:地方公務員
- 7位:トラック運転手
- 8位:Webライター
- 9位:ルート営業
- 10位:工場勤務
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1位:大家
マンションなどの不動産所有者として収入を得る「大家」。家賃収入で生活でき、安定した収入が得やすいメリットがあります。
所有する建物の管理作業を行う必要がありますが、ルーチンワークでそこまで負担は大きくありません。またこの管理自体を管理会社に委託すれば、より管理が楽になります。
ちなみに国税庁の『令和4年分 申告所得税標本調査』によると、不動産所得者の平均所得金額は、約543万円でした。
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2位:警備員
ビルなどの警備を行う警備員。建物に不審者が侵入しないように監視したり、建物内を巡回して何かトラブルが発生していないか確認したりします。
また受付窓口で鍵の貸し出しを行ったり、遺失物の対応を行うことも。
警備員の仕事は基本的にマニュアルに沿ったルーチンワークです。建物の入り口などに立って監視する場合はずっと立ちっぱなしなので、体調管理は大事で、監視カメラの監視業務では集中力も大事です。
しかし、そのほか大きなストレスがかかる点は少ないでしょう。給料ナビによると、警備員の平均年収は約344万円となっています。
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3位:研究職
大学や公的機関、民間企業などにおいて研究・開発を担う研究職。研究テーマや商品開発などに沿って、実験・データ収集・分析などを行います。
研究によって得られたデータをもとに、新薬開発・新商品開発などに生かしていきます。黙々と実験に取り組めるため、コツコツとし作業を好む方、人との関わり合いをあまり好まない人にとってはストレスがあまりない仕事と言えるでしょう。
給料ナビによると、研究職の平均年収は約541万円となっています。
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4位:MR
MRは「医薬情報担当者」の略です。自社、または複数の製薬会社の医薬品の医薬情報を医師や薬剤師に提供する仕事です。
医師・薬剤師に安全性・副作用情報などを正しく提供し、実際の処方に生かしてもらいます。コミュニケーションが重要になる仕事なので、人との関わり合いが苦手な人にとってはストレスが大きい仕事かもしれません。
しかし医療業界に携わることができ社会的意義が見出しやすく、また営業職の中ではトップクラスの年収を誇る仕事です。業績を上げれば評価が上がり収入も高めやすいため、やりがいがある仕事と言えるでしょう。
転職サイトdoda(2023年12月時点)によると、MRの平均年収は約732万円となっています。
5位:社内SE
社内SE(システムエンジニア)の仕事は、社内のシステム管理・保守・運用・企画など、定型業務がメインとなっています。
「システムエンジニアは残業が多い」というイメージが強いかもしれませんが、これはクライアントの納期に応じて残業が発生するケースが多いです。
一方社内SEの場合は急な案件の発生やタイトなスケジュールでの開発が発生しにくいため、比較的ストレスなくできる仕事と言われることが多いです。
給料ナビによると、システムエンジニアの平均年収は約496万円となっています。
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6位:地方公務員
「安定した仕事」の代名詞とも言える公務員。解雇されることは基本的になく、給料も安定している仕事です。
地方公務員は、市役所や区役所など、各都道府県や市区町村で行政サービスを行います。
ただし部署によって忙しさは異なるため、自分がストレスを感じる部分を把握して選ぶ必要があるでしょう。
総務省の『令和4年地方公務員給与実態調査』によると、地方公務員の平均年収は約654万円。
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7位:トラック運転手
トラック運転手は、人との関わり合いにストレスを感じる人におすすめ。
なぜなら、基本的にトラック運転中は1人で荷物を運ぶことになるため、人とやり取りが発生することはありません。
荷物の積み下ろしの際にある程度人とコミュニケーションを行うことはあります。
しかし、それもわずかな時間と言えるでしょう。特に運転好きな人は、長時間1人で運転できる時間が楽しく感じられるかもしれません。
給料ナビによると、トラック運転手の平均年収は約388万円となっています。
8位:Webライター
Webライターとは、Webサイトの記事執筆を担当する仕事です。
フリーランスのWebライターであれば、時間や場所に縛られず働くことができ、人と直接関わることもそこまで多くなく、黙々と自宅で仕事をすることも可能です。
毎日の通勤にストレスを感じる人にとってはおすすめの働き方でしょう。
給料ナビによると、ライターの平均年収は約341万円となっています。ただし、Webライターは業務委託として働いている人も多く、給与は安定しない場合があります。
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9位:ルート営業
ルート営業はすでに取引実績のある顧客に営業を行うため、テレアポや飛び込み営業よりもストレスが少ないといえます。
また急なトラブルが発生することも少なく、すでに使ってもらっている商品・サービスに関する不具合を確認したり、必要に応じて新商品の提案を行ったりする業務がメインです。
コミュニケーションスキルは必須ですが、すでに信頼関係を構築できているクライアントであることも多く、営業の中でも比較的ストレス少なく行える仕事と言えるでしょう。
給料ナビによると、ルート営業の平均年収は約383万円。しかしレンジは広く、職種や仕事内容によって幅があると考えられます。
10位:工場勤務
工場勤務は基本的にルーチンワーク。人との関わり合いも少なく黙々と作業するのが好きな人に向いている仕事でしょう。
また残業が発生しない工場であれば、プライベートの充実もはかりやすいです。
ジョブモールによると、工場勤務の平均年収は300万円〜400万円とされています。工場勤務といっても企業や作業内容によって年収が大きく異なります。
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女性にとってストレスのない仕事の条件とは?
本章では、女性にとってストレスのない仕事の条件について見ていきます。
冒頭の調査結果などを踏まえ、6つのポイントに絞りました。
- 身体的負担が少ない仕事
- ワークライフバランスが実現できる仕事
- 福利厚生が充実している
- 正当な評価が受けられる仕事
- 人間関係が良好な仕事
- 自宅で1人でできる仕事
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身体的負担が少ない仕事
女性にとって身体的負担が大きい仕事はストレスが大きくなりがちです。生理周期的に、どうしても身体がついていきにくい時期も発生するためです。
力仕事が発生する仕事や長時間労働などは身体的負担が大きくなります。一方基本的にデスクワークの仕事であれば、身体的負担は少ないと言えるでしょう。
ワークライフバランスが実現できる仕事
女性にとって「ワークライフバランス」は仕事選びに重要なポイントとなります。
なぜなら、女性は結婚・出産といったライフイベントによって、働き方の見直しをはからなければならないケースが多いため。
長時間残業や休日出勤などが常態化している会社であれば「結婚後も働き続けられるだろうか」という不安がつきまとうでしょう。
一方でプライベートも充実させやすい会社で、しかも育休取得後復帰している社員が多くいる会社であれば、未来のライフイベントについてもポジティブに考えやすくなります。
福利厚生が充実している
育休復帰後もキャリアアップを支援する制度があるかどうかも重要な要素。
女性目線で考えると、育休は取得できても、復帰後の仕事をフォローしてくれるような体制が整えられていなければ、仕事を続けるのが難しいです。
実際、家事・育児・仕事を続けていく中でストレスが大きくなり、結局離職してしまうケースは珍しくありません。
例えば時短勤務で徐々に復帰できるようにできたり、子供を見ながら在宅勤務などがしやすい体制が整えられていたりすれば、復帰後もストレスなく仕事を続けやすいでしょう。
正当な評価が受けられる仕事
キャリアアップ志向のある女性にとって、女性というだけで正当な評価が受けられない仕事はストレスが大きいでしょう。
一方で性別・年齢に関係なく成果を出せばしっかり評価を受けられる仕事は、ストレスなく続けられる可能性が高いです。
また、同じ会社に結婚・出産を経ても活躍している女性がいることもポイント。
人間関係が良好な仕事
冒頭で紹介した離職理由では、男性よりも女性のほうが、同僚などとの人間関係に悩む傾向が若干強いことが分かりました。
いくら仕事にやりがいを感じていても、職場で関わる人との間にトラブルを抱えがちだったり、職場の雰囲気が悪いと、気持ちよく働き続けることができないでしょう。
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自宅で1人でできる仕事
女性は男性よりも職場の同僚などとの関係でストレスを抱える傾向があることから、そもそも人との関わりが必要最低限で済む仕事はストレスが少なくて済むと考えられます。
企業に属していてもリモートワークが可能であったり、そもそも在宅で仕事を受注する個人事業主になったりできれば、人間関係におけるストレスを軽減できるでしょう。
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【女性版】ストレスのない仕事ランキングTOP10
これまでの条件やデータを踏まえ、女性版ストレスのない仕事ランキングを発表します。
- 1位:事務職
- 2位:コールセンタースタッフ
- 3位:薬剤師
- 4位:Webデザイナー
- 5位:経理
- 6位:企画職
- 7位:地方公務員
- 8位:データ入力
- 9位:受付
- 10位:クリーニング店スタッフ
1位:事務職
事務職は基本的にデスクワークで体力的にキツくありません。
マニュアルに沿って行っていけばこなせる内容が多く、急な残業も発生しにくいです。
そのためプライベートを充実させやすい仕事と言えるでしょう。無理なノルマを課せられるようなこともほぼありません。
転職サイトdoda(2023年12月)によると、一般事務の平均年収は約345万円となっています。
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2位:コールセンタースタッフ
コールセンタースタッフもデスクワークで体力的にキツくない仕事です。
顧客からの電話を受ける「インバウンド」と自分から顧客に電話をかける「アウトバウンド」がありますが、いずれも直接顧客に対応することはありません。
服装や髪型も比較的自由なので、女性目線でストレスが少ないポイントかもしれません。
電話口とはいえコミュニケーションスキルは問われますが、基本的にはマニュアル通りに対応すればOKです。
給料ナビによると、コールセンタースタッフの平均年収は約422万円となっています。
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3位:薬剤師
薬剤師は医師の処方箋に従い薬を調合します。また患者に対して薬の効能を説明したり、飲み方を指導したりします。
病院だけでなく、薬局・ドラッグストア・製薬会社などでも仕事ができるため、全国各地で仕事が見つけやすいメリットがあるでしょう。
力仕事もなくノルマもないため、結婚・出産後もパート職員として続けやすい仕事です。
給料ナビによると、薬剤師の平均年収は約498万円となっています。
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4位:Webデザイナー
Webサイトのデザインを担当するWebデザイナー。パソコンやインターネット環境があれば在宅でも仕事ができます。
いきなりフリーランスになるのは難しいかもしれませんが、企業のWebデザイナーとして経験を積み、フリーランスとして独立すれば在宅で仕事を受注することも可能です。
給料ナビによると、Webデザイナーの平均年収は約338万円となっています。
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5位:経理
経理も基本的にノルマなどはない仕事です。決算期などの繁忙期は仕事が多いですが、それ以外の時期でしたら仕事量も落ち着いており、休みも取りやすいでしょう。
また顧客と直接関わることはほぼなく、それによるストレスも発生しにくいです。基本的にルーチンワークなので、淡々とこなす作業が好きな人はおすすめです。
給料ナビによると、経理の平均年収は約361万円となっています。
6位:企画職
dodaの女性の仕事満足度職種ランキング(2020年)で、「営業企画・経営企画・事業企画・新規事業開発」が1位に輝いています。
その理由としては、「個人の裁量が大きい」「時間の融通がききやすい」など。
企画職は、女性が働く中でやりがいを持ちやすく、かつ働きやすい仕事と言えます。
給料ナビによると、経営企画の平均年収は約508万円となっています。
7位:地方公務員
男性版ランキングと同様、ストレス少なく安定的に働き続けやすい仕事として地方公務員がランクインしました。
地方公務員は男女の収入差が比較的少ないと言われる仕事でもあります。
また結婚・出産後も復帰して働きやすい制度も充実。例えば育児休暇は最大3年間取得でき、産前・産後それぞれ8週間休暇が取得できます。
総務省の『令和4年地方公務員給与実態調査』によると、地方公務員の平均年収は約654万円。
8位:データ入力
データ入力は会社から与えられた情報をPCに入力する仕事です。オフィスに出社して行うケースと、在宅でデータ入力の案件を受注して行うケースがあります。
在宅でデータ入力をする場合、自分の好きな時間に仕事ができることもあり、ストレス少なく続けやすい仕事と言えるでしょう。また未経験でもチャレンジしやすい仕事でもあります。
給料ナビによると、データ入力の平均年収は約339万円とされています。
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9位:受付
企業の来客応対などを担当する受付業務。来訪した人の氏名や企業名来訪目的などを確認したり、来客データを登録・管理したりします。
電話応対なども担当しますが、基本的に座っての作業で体力的な負担が軽い仕事でしょう。またマニュアル業務がメインである点も、ストレスの少ない仕事とされる理由の1つ。
応対業務であるためコミュニケーションスキルは求められますが、ノルマはありませんし、定時で帰れることも多くプライベートを充実させやすいです。
給料ナビによると、受付業務の平均年収は約360万円となっています。
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10位:クリーニング店スタッフ
クリーニング店のスタッフ業務は、基本的にお客さんが出しに来た服などの分類、クリーニング完了後の受け渡しがメインです。
クリーニング店によってはクリーニング前の下処理やボタンが取れた場合のボタン付けなどを担当するケースもあります。
基本的にスキルがなくてもチャレンジできる仕事で、シフト制で自分の好きな時間に働きやすく、残業もほぼ発生しません。
厚生労働省の『令和4年賃金構造基本統計調査』によると、クリーニング職の平均年収は約267万円となっています。
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ストレスのない仕事に就くための7つのステップ
ここまでストレスのない仕事ランキングを紹介してきました。ここで紹介したようなストレスのない仕事に就くためにはどうすればいいのでしょうか?
本章では、ストレスのない仕事に就くための7つのステップを紹介します。
- 今の仕事のストレス要因を洗い出す
- ストレス要因に順位をつける
- 業界分析を行う
- 口コミもチェックする
- 離職率を確認する
- 事前に疑問を解決する
- 転職エージェントへの相談も視野に
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今の仕事のストレス要因を洗い出す
最初に、あなたが今の仕事で抱えているストレス要因を洗い出しましょう。「仕事にストレスがある」と一口に言ってもその原因はさまざま。例えば以下のようなものがあるでしょう。
- 仕事にやりがいを感じられない
- 給料がなかなか上がらない
- 会社の雰囲気が悪くて嫌だ
- 上司から無理やり飲みに誘われる
- 若手の意見が通りにくい
- 責任の大きな仕事にプレッシャーを感じる
- 達成不可能なノルマを課せられる
ストレス要因に順位をつける
先ほどあげたストレス要因に、自分なりに順位をつけてみましょう。
「これが今のストレスの大半を占めるものだ」というものや、「これはまあまだ我慢できる方だ」など、ストレスに順位をつけてみてください。
転職を考える上でも、重要な指標にすべきポイントが見えてきます。
一才のストレスを感じず働ける職場というのは、なかなか見つかりにくいので、何が主な原因かを特定し、それを排除できる仕事を探すように考えてみてください。
業界分析を行う
現時点で気になっている企業があれば、その企業が属する業界について調査・分析してみましょう。以下のような点を軸に分析するのがおすすめです。
- 業界の市場規模
- 業界大手の企業
- 業界のトレンド
- 業界の将来性
また企業については、以下のような点を軸に分析してみましょう。
- 企業のランキング
- 企業同士の提携関係
- 業績の推移
- 業界内の平均利益率
具体的な分析方法については、「就職・転職で失敗しないために!業界研究と企業研究のコツを解説」を参考にしてください。
口コミもチェックする
さらに、気になる企業の口コミをチェックしてみましょう。
なぜならあなたが今の会社にストレスを感じている部分は、企業HPではなかなか見えてこない部分だからです。企業のクチコミサイトには以下のようなものがあります。
- OpenWork
- キャリコネ
- 転職会議
離職率を確認する
企業選びを行う上では「3年離職率」を見るのが重要とされています。
この3年離職率の平均は30%程度と言われており、新卒で100人が入社した場合、その3年後には30人程度がやめているという計算になります。離職率を確認するには、以下のような方法があります。
- 就職四季報を参考にする
- ハローワークの求人票を参考にする
- 転職エージェントから情報を得る
事前に疑問を解決する
いくら企業分析を行っても、自分がストレスを感じやすい点について明確に分からない部分はあるでしょう。
そのような時は、面接時に可能な限り質問をして解決するのがおすすめです。前述した離職率も、採用担当者に直接聞くこともできます。
ただし選考時に込み入った話を聞くとなると、印象が悪くなる可能性も。なので転職エージェントを利用するか、内定を獲得した後に聞くのがおすすめです。
転職エージェントへの相談も視野に
ここまで紹介してきた業界・企業分析や離職率のチェックなどは、仕事をしながら行うのはなかなか難しいでしょう。なので転職エージェントへの相談も視野に入れてみてください。
転職エージェントは転職サイトでは公開されていない求人情報を持っており、業界に精通しているエージェントなら業界内の事情にも詳しいです。
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まずは今の仕事のストレスを知ろう
ストレスのない仕事ランキングを紹介してきました。重要なのは、「あなたにとっての仕事のストレス」を知ることです。
ランキングに入っている仕事でも、あなたにとってはストレスを抱える仕事である可能性もあります。
まずは今の仕事に対してどこに大きなストレスを抱えているのかを洗い出し、優先順位をつけることから始めてみましょう。その上で、どのような仕事があっていそうか、考えてみてください。
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